土台・大引工事
土台を入れる
土台は杉の芯材、5寸角である。余裕の有る方は桧の芯材を使っても良いが、いずれにせよ、芯材を使うこと。外材は考えない方がいい。
イメージを掴むため、並べてみた。芯材なので色が赤い。
土台の仕口、腰掛け鎌継ぎとした。
かなり重いので、カニクレーンで設置する。
これが今回使った基礎パッキン。ステンレス製の厚さ9mm、幅は120(星野企画)100個購入。通常25mmが使われるが、虫や蛇もはいってしまう、野ネズミの小さいのも生息している。この薄さなら換気量は劣るが、その心配は少ない。
また樹脂製の物も多々あるが、一番重要な取替の効かない所にプラスチックと言うのも一抹の不安がある。
コーナーは相欠きにして、クロスさせた。火打ち土台はあえて入れてない。アンカーボルトの穴は座堀する。ワッシャとスプリングワッシャも忘れずに。この穴はすぐにコーキングで埋めてしまう。
中心部の仕口。アリの大入れ。
ピタリと納まると、気持ちの良いものだ。
大引の入る仕口。
カンナをかけて、均しておく。
大引は3寸5分角、同じく杉材、大引受け金物で補強する。
金属の束を入れる。基礎面とは接着剤で結合。少し多めに付けて盛り上がるようにする
防腐剤を塗って、完成である。