煙突掃除
足場用のハシゴを作る
春が来て暖かくなり、もうストーブは要らなくなった。一冬お世話になった薪ストーブの、煙突掃除をすることにした。煙突掃除はシーズンが終わったら必ずしなければならない。そのまま来シーズンも使うと、煙道火災になる危険がある。
さて、屋根には脚立で登るとして、問題はその先である。勾配は6寸と緩いのだが、ガルバリウム鋼板なので滑りやすい、そこで写真のような変形のハシゴを作った。このカギの部分を煙突にまたがせる。
これがセットしたところ、脚立とは紐でしばった、さらに脚立自体が倒れないように、鼻隠しにもしばった。
トップがだいぶススけている、鳥の巣は無かった。
このブラシを使う、106mm径の煙突専用ブラシ。
上から入れていく、意外と抵抗なくスムーズに入る。1メーターの継ぎ棒を3本ねじり継ぎ、3メーターにして上下にしごき、ススを落とす。やや引っかかる感じはあるが、つっかえるような事はない。
ストーブの煙突を外した状態、上の煙突は板で支えている。
ストーブの中もかなりススがこびり付いてる。ワイヤーブラシでこそげ落として綺麗にした。
45㍑のゴミ袋をテープで止める。
落ちたススは乾燥していて、サラサラしている、いい状態に見えた。杉や松など、あまり薪として良いとは言えない樹種も燃やしたので、少し懸念があったが問題無かった。二重煙突の効用か。
かなりの量が出た、使いはじめて終わりに近づいた頃、煙の引きが弱くなってきたのは、このせいだった。4ヶ月分も溜まっていたのだ。
ワイヤーブラシと継ぎ棒4本セット(ホンマ製作所)
外した煙突も綺麗に清掃。これは室内部分なので、二重煙突ではない。
トップはワイヤーブラシとカネヘラで汚れを落とした。中からゴッソリ出てくる。
再び組み立てる、サビも落ちて綺麗になった。
中はガラスのスス汚れがひどかった。ビスが一本とれていたので、直した。ガスケットはまだ使えそうだ。
これで煙突掃除は無事終了、屋根に抜く直型なので、全部分解する必要がなく、意外と簡単だった。以前、壁に抜くL型煙突を使っていた事があるが、全部外して掃除し、再度組み立てていたので、かなり手間がかかり大変だった。ススも湿ったタール状で落とすのに苦労した記憶がある。